大分建設新聞

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玖珠支部も参加 九重町に応援隊無料

社会貢献・人材育成久大地区
2022年08月10日
 西部振興局は6日、九重町の小規模集落、田代自治区(九重町大字野上)で町道の草刈り作業などを行った。高齢化、過疎化が著しい同地区に毎年応援隊を派遣、実施しているもので、大建協玖珠支部、九重町の職員、陸上自衛隊玖珠駐屯地隊員、同自治区住民も含め15人が参加した。玖珠支部からは㈱伊東組の社員2人が参加した。
 同地区は、高齢者による人手不足で、道路の補修や草刈り、側溝の掃除、お祭りなど集落の共同作業が困難になりつつあるため、最近は小規模集落応援隊として登録している企業やNPO、ボランティア団体などさまざまな活動団体が、集落の要請に応じて支援活動を続けている。同日は、町道約6㌔の区間で草刈り、清掃に汗を流した。
 日野克哉自治区長は「地区内は5世帯15人と過疎化と高齢化が進んでいる。草刈りを行うにも、自分たちだけでは人手が足りず、このように多くの応援をいただいて、毎年この作業ができることを心より感謝する。事故の無いように作業を進めてもらいたい」と応援隊の活動に感謝を述べた。
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