全線開通と4車線化 4県1市が大分で決起〈東九州道地方大会〉無料
行事・講習会・表彰大分地区
2022年08月05日
東九州自動車道の未開通区間の整備促進と暫定2車線区間の4車線化を目指す「東九州自動車道建設促進地方大会」が1日、大分市内のホテルで開催された。
協議会を構成する大分、福岡、宮崎、鹿児島4県と北九州市の関係者のほか、同地域の経済団体、企業、自治体などで構成される東九州軸推進機構など約300人が出席した。同大会の開催は3年ぶり。
東九州自動車道は、北九州市から大分、宮崎両県を経て鹿児島市に至る全長約436㌔の高速道路。うち約377㌔が暫定2車線区間を含む形で開通済み。現在事業中の区間は約46㌔で、宮崎・鹿児島をつなぐ「南郷―奈留間」の未事業化区間が約13㌔となっている。
第一部の基調講演では、西日本高速道路㈱九州支社の濵野昌志地域共創担当部長が「高速道路は地域づくりのプラットフォーム」と題して、高速道路とそれに伴うPA・SAなどの施設について、また同社が展開している地域を結びつけるさまざまな取り組みについて紹介、講演した。
第二部では、広瀬勝貞副会長(大分県知事)が「東九州自動車道がつながることで九州全体の経済、観光が促進され、国土強靱化も押し進められる」とあいさつ。続いて主催者を代表して河野俊嗣会長(宮崎県知事)が「未開通区間が一番多いのが宮崎県。早く4県1市をつなげ、九州内の道路整備の形をクロスからリングへと、九州の環の発展を目指したい」など、決意を語った。
この後、衛藤征士郎衆議院議員、藤巻浩之九州地方整備局長などが来賓あいさつを述べたほか、沿線自治体や住民が意見発表を行い、その後、御手洗吉生大分県議会議長が▽23年度予算の満額確保▽未事業化区間「南郷―奈留間」の早期事業化▽利便性向上のための休憩施設、スマートICの整備―などを含む、大会決議案を提唱、参加者全員の拍手で承認した。最後に佐藤樹一郎大分市長の「頑張ろう三唱」で会を締めくくった。
協議会を構成する大分、福岡、宮崎、鹿児島4県と北九州市の関係者のほか、同地域の経済団体、企業、自治体などで構成される東九州軸推進機構など約300人が出席した。同大会の開催は3年ぶり。
東九州自動車道は、北九州市から大分、宮崎両県を経て鹿児島市に至る全長約436㌔の高速道路。うち約377㌔が暫定2車線区間を含む形で開通済み。現在事業中の区間は約46㌔で、宮崎・鹿児島をつなぐ「南郷―奈留間」の未事業化区間が約13㌔となっている。
第一部の基調講演では、西日本高速道路㈱九州支社の濵野昌志地域共創担当部長が「高速道路は地域づくりのプラットフォーム」と題して、高速道路とそれに伴うPA・SAなどの施設について、また同社が展開している地域を結びつけるさまざまな取り組みについて紹介、講演した。
第二部では、広瀬勝貞副会長(大分県知事)が「東九州自動車道がつながることで九州全体の経済、観光が促進され、国土強靱化も押し進められる」とあいさつ。続いて主催者を代表して河野俊嗣会長(宮崎県知事)が「未開通区間が一番多いのが宮崎県。早く4県1市をつなげ、九州内の道路整備の形をクロスからリングへと、九州の環の発展を目指したい」など、決意を語った。
この後、衛藤征士郎衆議院議員、藤巻浩之九州地方整備局長などが来賓あいさつを述べたほか、沿線自治体や住民が意見発表を行い、その後、御手洗吉生大分県議会議長が▽23年度予算の満額確保▽未事業化区間「南郷―奈留間」の早期事業化▽利便性向上のための休憩施設、スマートICの整備―などを含む、大会決議案を提唱、参加者全員の拍手で承認した。最後に佐藤樹一郎大分市長の「頑張ろう三唱」で会を締めくくった。