大分建設新聞

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淮園ほたるトンネル着工 平和・ヤマダJVが安全祈願祭無料

行事・講習会・表彰久大地区
2022年07月29日
 平和・ヤマダ特定建設工事共同企業体(㈱平和建設・大分市、㈱ヤマダ・玖珠町)は7月28日、九重町の川底工区で2021年9月に受注し準備していた「淮園ほたるトンネル」工事の安全祈願祭をした。発注者の玖珠土木事務所のほか大分県建設技術センター、日田労働基準監督署、玖珠消防署、国道387号線道路整備促進期成会、地権者、施工業者、協力業者など約40人が出席。
 神事では、玖珠土木の四嶋信一所長がカマを使い、平和建設の藤田哲司代表取締役がクワを、ヤマダの喜見真二代表取締役がスキを入れ、関係者が玉串をささげて工事の無事完成を祈願した。
 玖珠土木の四嶋所長は「国道387号は玖珠町、九重町の観光や生活において重要な道路。この道路改良事業は、現道拡幅して線形不良箇所の解消だけでなく、令和2年7月豪雨など激甚化する災害にも有効なものになると考えている。工事が事故なく完成することを願う」とあいさつ。
 施工者を代表して藤田社長が「昨年9月にJVとして受注後、念入りに準備を進めてきた。ここは特殊な地形でトンネル掘削は難易度が高いが、安全第一に進めていきたい。地域住民には道路の交互通行などご迷惑をお掛けするが、皆さんのご協力を賜りたい」と工事への決意を述べた。
 工事概要は、総延長146㍍、トンネル延長131㍍、幅員6(7)㍍、掘削工123・5㍍。工期は21年9月28日~23年1月29日。
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