ヤクシングループの㈱ヤクシン運輸（大分市）は19日、大分市の流通業務団地内で建設を進めていた物流倉庫が完成したことを受け、現地で竣工式を開いた。
　倉庫は、Ｓ造平屋３２００・32平方㍍で、設計・施工は平倉建設㈱（同、平倉啓貴社長）。ヤクシン運輸としては初めてとなる貸し倉庫で、三つの区画からなる。
　神事では、関係者が玉串をささげて工事の無事完成に感謝。直会でヤクシン運輸の藥眞寺信充社長が「どのような形にも対応できるよう、この倉庫を活用して物流を強化していきたい」とあいさつ。
　来賓で県商工観光労働部の利光秀方部長が「流通業務団地に53社目の進出となった。県経済の発展に寄与してほしい」、大分市の久渡晃副市長が「倉庫の完成で、物流の利便性が高まる」などと祝辞を述べた。
　そして藥眞寺社長から平倉建設の姫野英範専務へ感謝状が贈呈され、姫野専務が「新倉庫がヤクシン運輸、そして大分県、大分市の発展に貢献することを社員一同願っている」と謝辞を述べた。