大分建設新聞

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敷戸でイベントに出店 県建築士会青年部会無料

社会貢献・人材育成大分地区
2022年07月20日
 県建築士会青年部会(畝﨑俊秀青年部会長)は9日、大分市敷戸団地名店街広場で開かれた「第6回しきど青空マルシェ」にイベント出店をした。
 県建築士会と同青年部会から7人が、大分大学理工学部建築学コースの柴田建研究室と合同で行い、大分工業高校建築科の生徒4人もボランティア参加して、一般来場者向けに木工ワークショップやしっくい灯篭作りをした。
 イベントには、建築士会に所属する現役大工も指導役で協力し、体験希望者と共に木工机を作製した。材料の木材は、大分大学が実験に使った端材を提供したもので、作製した机は青年部が敷戸団地内の空きテナントを利用して行っている「しきどベース(仮)」(大分大学と協力し、敷戸地区住民の憩いの場として子どもが集まれる空間作りを行う場所)で活用される。
 同日は親子連れ、小学生らも参加し、建築や設計、ものづくりに興味深く触れ合い、楽しんでいた。
 また、空き瓶にしっくいを貼り付けて作るしっくい灯籠づくりでは、参加者が粘土遊びのような感覚で建築資材と触れ合い、彩色や飾り付けなどを楽しんだ。
 青年部の市野瀬康平副部長は「子ども連れの家族に多く参加してもらい、商店街のにぎわいに協力できてうれしい。子どもたちが材料や体験を通して業界に触れ、興味を持ってもらうきっかけとなれば」と出店の手応えを語った。
 同イベントには今後も協力・出店する予定で、次回は11月を予定している。
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