第一中学2人に記念品 大鐵が新港橋揮毫で〈津久見市〉無料
行事・講習会・表彰県南地区
2022年07月20日
津久見市と臼杵土木事務所は、協働して2017年台風18号の豪雨で被災した同市内の復旧を河川激甚災害対策特別緊急事業で進めている。復旧の主要工事の一つ、津久見川と彦の内川に架かる4橋の架け替え工事のうち、津久見川の右岸・岩屋町と左岸・宮本町を結ぶ新港橋の架橋工事が完成に近づいている。
21年3月から上部工を施工している㈱大鐵(大分市、嶋津満春社長)は15日、橋銘板を揮毫した市立津久見第一中学校3年生の髙野永さんと2年生の中平大翔さんに記念品(レプリカ)を贈った。
同校校長室で行われた贈呈式には、揮毫した2人のほか、同中学校の関係者、県や市の職員など約10人が出席。臼杵土木事務所の石和徹也所長が「橋梁は、おおむね50年以上残る。現在の(架け替えた)年に50年を重ねると約100年ほどとなる。みんなの次々世代にまで残る。土木事務所は、災害が起きると、インフラの整備を担当する。この銘板揮毫をきっかけに、地域のさまざまな所で地域のために働く人になってほしい」などと、ユーモアを交えたあいさつの後、大鐵建設課の成重博之次長が揮毫者にレプリカを渡して式を終えた。
レプリカを受けた2人は、いずれも自ら揮毫を申し出た。髙野さんは授業で習った漢字のレタリングで、「津久見川」と「新港橋」と書いた。また、中平さんは、これまで書道の経験はないが、毛筆で「しんこうはし」と「令和4年6月竣工」と書いた。2人とも「選ばれてうれしい」と話した。
同工事は20年7月、小代築炉工業㈱がA1橋台、東和建設㈱がA2橋台に着手。諸元は鋼単純合成床版橋、橋長41・5㍍、幅員12㍍。総事業費は約6億3900万円。7月末の完成、8月中旬の開通を目指している。
21年3月から上部工を施工している㈱大鐵(大分市、嶋津満春社長)は15日、橋銘板を揮毫した市立津久見第一中学校3年生の髙野永さんと2年生の中平大翔さんに記念品(レプリカ)を贈った。
同校校長室で行われた贈呈式には、揮毫した2人のほか、同中学校の関係者、県や市の職員など約10人が出席。臼杵土木事務所の石和徹也所長が「橋梁は、おおむね50年以上残る。現在の(架け替えた)年に50年を重ねると約100年ほどとなる。みんなの次々世代にまで残る。土木事務所は、災害が起きると、インフラの整備を担当する。この銘板揮毫をきっかけに、地域のさまざまな所で地域のために働く人になってほしい」などと、ユーモアを交えたあいさつの後、大鐵建設課の成重博之次長が揮毫者にレプリカを渡して式を終えた。
レプリカを受けた2人は、いずれも自ら揮毫を申し出た。髙野さんは授業で習った漢字のレタリングで、「津久見川」と「新港橋」と書いた。また、中平さんは、これまで書道の経験はないが、毛筆で「しんこうはし」と「令和4年6月竣工」と書いた。2人とも「選ばれてうれしい」と話した。
同工事は20年7月、小代築炉工業㈱がA1橋台、東和建設㈱がA2橋台に着手。諸元は鋼単純合成床版橋、橋長41・5㍍、幅員12㍍。総事業費は約6億3900万円。7月末の完成、8月中旬の開通を目指している。