障がいのある人に夢を サンワテックが雇用へ無料
製品・技術・企業大分地区
2022年07月13日
のり面工事などを手掛けるサンワテック㈱(大分市)は、障がいのある人の雇用に取り組んでいる。現在、知的障害のある入社3年目となる県立大分支援学校の卒業生2人、1年目の私立高校卒業生1人の計3人が毎日現場で頑張っている。同社の取り組みについて、岩尾雅史社長に話を聞いた。
同社が障がいのある人の雇用を始めたのは8年前から。グループ会社である車販売などの㈱オグネット(小串康博社長、サンワテック会長)で受け入れを始めた。そして、小串会長が県中小企業家同友会の「障がい者問題委員長」になってから、他企業と一緒に支援学校を訪問して、一般企業への就労窓口を広げる活動をしている。
障がいがあっても、仕事への熱意や取り組みは、普通の若い人と何も変わらない。特に支援学校の卒業生は、いかに社会で自立できるかを学んでおり、社会への適応性が高いという。サンワテックへ就職を希望する生徒は年2回、実習に訪れて実際の仕事を体験する。そして、会社のすべてを見て納得してから、入社してもらっている。
会社も障がいのある人を受け入れるため、就業規則の見直し、社員への教育などをした。就労環境改善にも取り組み、バリバリ働きたい人は4週6休、休日も充実させたいという人は4週8休というシフトもつくったという。
「障がいがある、なしに関わらず、若い人が入職してくれないと、会社も業界も継続できない。各社員とは年2回の面談で、困っていること、目標などを聞き、夢を実現させられるようにバックアップをしている。細かいフォローを通じて、何でも話せる風通しの良い会社を目指していく」と岩尾社長は話す。
同社は、ユースエール認定、大分市の「子育て支援中小企業」の受賞、エコアクション21の認証など、障がいがある人の雇用のほか、若者の採用や育成、子育て支援などにも取り組んでいる。
「これからも障がいがある人の自立と支援に取り組み、すべての若者に夢と希望のある建設業界にしていきたい」と、岩尾社長、小串会長の思いは熱い。
同社が障がいのある人の雇用を始めたのは8年前から。グループ会社である車販売などの㈱オグネット(小串康博社長、サンワテック会長)で受け入れを始めた。そして、小串会長が県中小企業家同友会の「障がい者問題委員長」になってから、他企業と一緒に支援学校を訪問して、一般企業への就労窓口を広げる活動をしている。
障がいがあっても、仕事への熱意や取り組みは、普通の若い人と何も変わらない。特に支援学校の卒業生は、いかに社会で自立できるかを学んでおり、社会への適応性が高いという。サンワテックへ就職を希望する生徒は年2回、実習に訪れて実際の仕事を体験する。そして、会社のすべてを見て納得してから、入社してもらっている。
会社も障がいのある人を受け入れるため、就業規則の見直し、社員への教育などをした。就労環境改善にも取り組み、バリバリ働きたい人は4週6休、休日も充実させたいという人は4週8休というシフトもつくったという。
「障がいがある、なしに関わらず、若い人が入職してくれないと、会社も業界も継続できない。各社員とは年2回の面談で、困っていること、目標などを聞き、夢を実現させられるようにバックアップをしている。細かいフォローを通じて、何でも話せる風通しの良い会社を目指していく」と岩尾社長は話す。
同社は、ユースエール認定、大分市の「子育て支援中小企業」の受賞、エコアクション21の認証など、障がいがある人の雇用のほか、若者の採用や育成、子育て支援などにも取り組んでいる。
「これからも障がいがある人の自立と支援に取り組み、すべての若者に夢と希望のある建設業界にしていきたい」と、岩尾社長、小串会長の思いは熱い。