担い手不足テーマに 佐伯青年部会と意見交換〈県土木〉無料
行事・講習会・表彰県南地区
2022年07月12日
県土木建築部は8日、佐伯総合庁舎で大建協佐伯支部青年部会の若手経営者らと意見交換会をした。同部と建設業界が喫緊の課題とする、従業員の高齢化や工事量減少につながる担い手不足に対する若手経営者の声を聞くため、今年5月の日田支部青年部との交換会を皮切りに、各地域の若手経営者らと意見交換会を開いている。
この日は、県土木の三村一審議監、佐伯土木事務所の亀山英弘所長ら職員4人。支部青年部会から菅知洋部会長ら10人の若手会員のほか、佐伯支部の渡辺隆次支部長もオブザーバーとして参加した。
はじめに三村審議監が「建設業就労者のうち50歳以上が半分以上を占めているという。このままでは10年後には、入札にも参加できなくなると心配している。人を雇うため、県にこうしてほしいなど、率直な声を聞きたい。昨年は協会の要望で、ICT建機導入に伴う補助制度を設けた。県は皆さんの声に応えようと聞く耳を持っている。この意見交換会では、言いたいことを言ってほしい」とあいさつ。
意見交換会は、フリートーク形式で行われ、①新規就労者の確保について=就業者の状況、年齢構成、男女比などの確認、新規就労者確保の状況、どうすれば新規就労者を確保できるか②作業の効率化について=効率化に対する取り組み、ICT建機の導入、書類の簡素化、労働時間の上限規制など2024年問題への対応―などをテーマに進められた。
菅青年部会長は「三村審議監を迎え、貴重な時間を持つことができた。喫緊の課題である担い手不足について、現場の意見に耳を傾けていただき大変心強い。作業の効率化について、書類の簡素化など多岐にわたる意見交換は非常に有意義で、次回の開催に期待する」と述べた。
また、同部では13日に、臼杵支部青年部会と津久見支部青年部会との意見交換会の開催を予定していたが諸般の事情により延期となった。
この日は、県土木の三村一審議監、佐伯土木事務所の亀山英弘所長ら職員4人。支部青年部会から菅知洋部会長ら10人の若手会員のほか、佐伯支部の渡辺隆次支部長もオブザーバーとして参加した。
はじめに三村審議監が「建設業就労者のうち50歳以上が半分以上を占めているという。このままでは10年後には、入札にも参加できなくなると心配している。人を雇うため、県にこうしてほしいなど、率直な声を聞きたい。昨年は協会の要望で、ICT建機導入に伴う補助制度を設けた。県は皆さんの声に応えようと聞く耳を持っている。この意見交換会では、言いたいことを言ってほしい」とあいさつ。
意見交換会は、フリートーク形式で行われ、①新規就労者の確保について=就業者の状況、年齢構成、男女比などの確認、新規就労者確保の状況、どうすれば新規就労者を確保できるか②作業の効率化について=効率化に対する取り組み、ICT建機の導入、書類の簡素化、労働時間の上限規制など2024年問題への対応―などをテーマに進められた。
菅青年部会長は「三村審議監を迎え、貴重な時間を持つことができた。喫緊の課題である担い手不足について、現場の意見に耳を傾けていただき大変心強い。作業の効率化について、書類の簡素化など多岐にわたる意見交換は非常に有意義で、次回の開催に期待する」と述べた。
また、同部では13日に、臼杵支部青年部会と津久見支部青年部会との意見交換会の開催を予定していたが諸般の事情により延期となった。