大分建設新聞

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交流の場となる活用を 大山文化センターオープン〈日田市〉無料

行事・講習会・表彰久大地区
2022年07月08日
 日田市は1日、市大山文化センター(日田市大山町)のリニューアルオープン記念式典を行った。市関係者、県議、市議、県西部振興局、地元自治会、施工業者、その他関係者など約100人が出席。
 1982年に建設された同センターは老朽化が進んだことに加え、カンファレンス(会議や研修会)誘致など新たな活用への期待から2021年6月に改修工事に入り、今年5月31日に完成した。総事業費は4億2238万9000円。
 改修後の規模は、敷地6025・05平方㍍、構造はRC造2階建て延べ1041・72平方㍍。内部構成は、ホール(客席233席、車イス席2席、ロビー、控室、昇降機)や、多目的ホール、事務室2室、会議室1室、キッズコーナー、倉庫やトイレなどが備えられ、併設のイベント広場は668平方㍍で、芝生広場と屋外ステージが配置されている。全館Wi―Fi整備や高光度プロジェクターを設置、ホール座席へのテーブル設置など多目的活用の機能を備えている。
 設計は㈲宇野建築事務所、建築主体工事を㈱諌山工務所、機械設備工事を㈱水明、電気設備工事を㈱水明テクノ、付帯工事を諌山工務所、解体工事を㈱川浪組(いずれも日田市)が行った。
 式典では主催者を代表して原田啓介市長が「明るく使いやすい施設になったと思う。これまでは地元の会社や団体などに使ってもらっていたが、これからは会議や研修会といったカンファレンスの誘致についても、市の農商工企業が連携して推進していきたい。市の拠点として人的交流の場として活用されることを望んでいる」と期待を込めた。
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