佐伯建設を「くるみん認定」 基準改正後、県内で初無料
製品・技術・企業大分地区
2022年07月01日
大分労働局は「くるみん認定」企業として㈱佐伯建設(大分市)を決定し、6月28日、同局で認定通知書交付式を行った。交付式には労働局の中山晶彦局長、佐伯建設の川崎栄一社長、井上康史室長ら8人が出席。
同社は県内40社目の認定となり、2022年4月1日からの認定基準改正以降は県内で初めて。
くるみん認定は、厚生労働省が仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる企業を評価、認定する制度。今年4月から、新制度を追加してこれまでの10項目から11項目にレベルアップした。これにより男性社員の育児休業などの取得に関する基準がこれまでの(社員総数の)7%以上から10%以上に、また女性の継続就業についても55%から70%に、など認定基準が厳しく改正された。さらに不妊治療と仕事を両立させやすい職場環境整備に取り組む企業への認定制度「プラス」を新たに創設。
中山局長は「基準改正後はハードルが高くなり、認定がより意義あるものになった。併せて雇用環境の改革を推進中の建設業界にとって、さらに意義ある認定だと感じている。御社を模範として建設業界のみならず幅広い産業の子育て支援、ワークバランスの推進に取り組む企業を支援し、さらに発展することを祈念している」と称えた。
これに応えて川崎社長が「働き方改革の一環として推進し取り組んできた。育児休暇については、男性の取得率をさらに上げていきたい。この認定を一つの契機としてこれからも推進していくことで事業運営の励みにもなる」と謝辞を述べた。
同社の社員は266人(女性37人、男性229人)。一昨年から今年にかけての2年間の行動計画期間で、女性社員2人が出産し育児休暇を取得(取得率100%)、また男性社員1人が看護休暇を取得(同100%)している。
現在、働き方改革の見直しのために▽毎週水曜日のノー残業デーの実施▽作業所4週6閉所などの推進▽作業所「シフト勤務」の活用―などの取り組みを実践している。
同社は県内40社目の認定となり、2022年4月1日からの認定基準改正以降は県内で初めて。
くるみん認定は、厚生労働省が仕事と子育ての両立支援に取り組んでいる企業を評価、認定する制度。今年4月から、新制度を追加してこれまでの10項目から11項目にレベルアップした。これにより男性社員の育児休業などの取得に関する基準がこれまでの(社員総数の)7%以上から10%以上に、また女性の継続就業についても55%から70%に、など認定基準が厳しく改正された。さらに不妊治療と仕事を両立させやすい職場環境整備に取り組む企業への認定制度「プラス」を新たに創設。
中山局長は「基準改正後はハードルが高くなり、認定がより意義あるものになった。併せて雇用環境の改革を推進中の建設業界にとって、さらに意義ある認定だと感じている。御社を模範として建設業界のみならず幅広い産業の子育て支援、ワークバランスの推進に取り組む企業を支援し、さらに発展することを祈念している」と称えた。
これに応えて川崎社長が「働き方改革の一環として推進し取り組んできた。育児休暇については、男性の取得率をさらに上げていきたい。この認定を一つの契機としてこれからも推進していくことで事業運営の励みにもなる」と謝辞を述べた。
同社の社員は266人(女性37人、男性229人)。一昨年から今年にかけての2年間の行動計画期間で、女性社員2人が出産し育児休暇を取得(取得率100%)、また男性社員1人が看護休暇を取得(同100%)している。
現在、働き方改革の見直しのために▽毎週水曜日のノー残業デーの実施▽作業所4週6閉所などの推進▽作業所「シフト勤務」の活用―などの取り組みを実践している。