大分建設新聞

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消防機械庫を改築 臼杵市野津地区で無料

工事・計画県南地区
2022年06月29日
 臼杵市は、災害時に消防団の活動拠点となる消防団機庫(詰所)が老朽化したため、年次計画で更新工事を進めている。今年度は野津町野津市の野津方面隊第2分団1部消防機械庫を現在地での改築を計画。
 さきに実施設計を11月11日期限で㈱高橋設計に委託した。今年度は解体工事までで、新築工事は来年度に工事予算を確保し、建築の工種で一括発注する見込み。
 国道10号の大分バス・板屋バス停付近にある同機庫は、市消防本部の旧野津分署として使っていたが、野津分署が大分バスの日当バス停付近に移転したため、消防機庫として使い始めた。
 改築に当たり、機庫の車庫面積は、半分程度で収まることから、150・6平方㍍の敷地にW造平屋60平方㍍程度の建屋を想定。電気、給排水のほか外構やホース乾燥塔、砂置き場などの設備を課している。市消防本部では「解体後は、野津庁舎に隣接する旧機庫を活用する」としている。
 また、今年度の当初予算で消防施設工事費5000万円を計上した、施設関連の工事発注計画は次の通り。
▽工事名(場所)=①工種②発注時期(四半期)③工期④内容
▽消防団臼杵方面隊第7分団3部場内整備(荒田)=①土木一式②第1③約3ヵ月④消防団機械庫敷地の空き地を埋戻し駐車場用地として整備
▽花の木地区外2地区防火水槽有蓋設置(野津町亀甲ほか)=①土木一式②第1③約3ヵ月④無蓋防火水槽を有蓋化
▽消防団臼杵方面隊第13分団3部消防機械庫解体(藤河内)=①解体②第3③約2ヵ月④使用しなくなった旧消防団機械庫を解体
▽消防団野津方面隊第2分団1部消防機械庫解体(野津町野津市)=①解体②第3③約3ヵ月④老朽化した消防団機械庫を解体
▽赤迫地区耐震性貯水槽新設(野津町都原)=①土木一式②第3③約4ヵ月④二次製品の耐震性貯水槽を設置
▽内園地区耐震性貯水槽新設(井村)=①土木一式②第3③約4ヵ月④二次製品の耐震性貯水槽を設置。
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