日常の継続監視94ヵ所 農業ため池を一斉点検〈大分県〉無料
行政・統計・データ県内全域
2022年06月24日
県は、梅雨などの本格的な出水期や灌がい期に合わせて、農業用ため池や農業用水路の点検を実施し、その結果を発表した。
農業ため池の点検は、管理者による点検が3月18日~5月5日に行われ、その結果を踏まえて、県、市町などにより5月16日~31日まで現地確認をした。点検対象は、決壊した場合に家屋や人的被害の恐れがある防災重点農業用ため池1041ヵ所。
点検の結果、1041ヵ所のうち現地確認が必要なため池が95ヵ所。このうち応急対策を実施したものが1ヵ所、日常点検などによる継続監視を実施するものが94ヵ所あった。
応急対策を実施した1件については、堤体の陥没箇所にブルーシートで保護処置をしており、継続監視の94ヵ所については、引き続きため池管理者やサポートセンターで継続的な点検を実施する。
一方、農業用水路の点検期間は3月28日~5月6日まで行った。点検対象は、土地改良区などが管理する基幹的な水路のうち、被災した場合に人命や家屋、公共施設などに影響を及ぼす恐れがある水路325路線。点検の結果、対応が必要なものは61路線で、「漏水やひび割れ」「溢水や通水量確保」など水路本体の問題が102ヵ所あった。
県農林水産部は、「約半数はすでに漏水箇所の目地補修などの処置や対策が進んでいる。施設改修が必要な箇所もすでに事業化しているもの、これから事業化するものに分けて進めている」としている。
農業ため池の点検は、管理者による点検が3月18日~5月5日に行われ、その結果を踏まえて、県、市町などにより5月16日~31日まで現地確認をした。点検対象は、決壊した場合に家屋や人的被害の恐れがある防災重点農業用ため池1041ヵ所。
点検の結果、1041ヵ所のうち現地確認が必要なため池が95ヵ所。このうち応急対策を実施したものが1ヵ所、日常点検などによる継続監視を実施するものが94ヵ所あった。
応急対策を実施した1件については、堤体の陥没箇所にブルーシートで保護処置をしており、継続監視の94ヵ所については、引き続きため池管理者やサポートセンターで継続的な点検を実施する。
一方、農業用水路の点検期間は3月28日~5月6日まで行った。点検対象は、土地改良区などが管理する基幹的な水路のうち、被災した場合に人命や家屋、公共施設などに影響を及ぼす恐れがある水路325路線。点検の結果、対応が必要なものは61路線で、「漏水やひび割れ」「溢水や通水量確保」など水路本体の問題が102ヵ所あった。
県農林水産部は、「約半数はすでに漏水箇所の目地補修などの処置や対策が進んでいる。施設改修が必要な箇所もすでに事業化しているもの、これから事業化するものに分けて進めている」としている。