中津市は11日、市内大貞のダイハツ九州アリーナで大学生と高校生を対象に企業合同就職説明会を開催した。市内の企業の事業内容や働く現場に求められる人材などの説明を、企業の担当者から直接聞き、その企業の魅力を発見し、今後の就職活動に役立てることを目的としている。
　参加企業は40社で、建設産業からは８社が参加した。企業ブースのほか、就職相談コーナーも設けた。対象者は中津市近隣の大学生、高校生などで、３年ぶりの開催には高校生が約１６０人参加した。
　参加した㈱久保組の久保幸宏代表取締役は「次の世代につなぐためには、いま高校生を採用しておかなければならない」と話し「土木科にはこだわらない。実務を積めば資格がとれるように国交省も後押ししている」と話した。
　参加した建設業８社は次の通り。
　㈱いろは建築技巧、㈱栄都、㈱久保組、佐々木工業㈱、伸和建設㈱、㈱ＴＯＰＨＯＭＥ、㈱ナカノ、日進コンサルタント㈱。
　問い合わせは、中津市商工農林水産部、商工・雇用政策課（℡０９７９〈62〉９０４４）まで。