大分建設新聞

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ウクライナ相撲選手激励 地元特産でランチ提供〈宇佐管工事協組〉無料

行事・講習会・表彰県北地区
2022年06月10日
 宇佐市管工事協同組合(岡本泰治理事長)は6日、宇佐市で世界相撲選手権大会へ向けて合宿をしているウクライナ代表チームにランチを差し入れ、交流と激励をした。宇佐市からの呼び掛けに対して、同組合が何かできることはないかと考え、相撲の聖地らしいランチの差し入れをすることにしたもの。
 岡本理事長が「われわれは管工事というインフラの仕事をしている。宇佐に来てくれた皆さんを歓迎し、ウクライナの状況を理解した上で応援に来た。相撲の聖地が生んだ大横綱双葉山が好物の、あみめしのおにぎりに、宇佐市のソウルフードであるから揚げなどを持ってきた。相撲は神様が宿るスポーツで、道具を持たずに裸でぶつかり合うフェアな競技だ。ここで練習を積んで(大会で)チャンピオンになることを願っている。ウクライナが平和になった時に、ぜひまた来てほしい」と熱い思いを込めてあいさつした。
 チームのメンバーにはウクライナの地図に出身地をマーキングしてもらったり、参加した組合員からいろいろな質問が出たり和やかな交流をした後、双葉山像の前で記念写真を撮って再会を願った。
 相撲ウクライナ代表チームは、男女の選手6人とコーチ1人、マネージャー1人で、ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所の代表と共同代表が随行している。宇佐市では13日まで練習を積む予定で、7月にアメリカで開催される第11回ワールドゲームズに出場する。
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