西日本初の立体化整備 春木川公園8月着工〈別府市〉無料
工事・計画別国地区
2022年06月01日
別府市に全国的にも珍しい立体化公園が誕生する。市内汐見町で計画中の春木川公園の立体化整備を検討していた市は、5月23日に開いた都市計画審議会(福島知克会長)で、今までの都市計画公園制度に伴い整備してきた同公園を「立体都市公園制度」に伴うよう変更、承認した。これにより同公園は西日本では初の大型小売店やカフェなどが並ぶ立体化公園となる。8月下旬に着工する。
審議会には有識者で構成される委員15人が出席した。
今年1月に公表された春木川パークの整備計画では、民間事業者が公園を整備・管理・運営する「パークPFI方式」を導入することが決まっている。市はほかの施設と公園を一体的に整備できる同制度を活用し、公園の西側(山手側)にある敷地9238平方㍍のうち約6000平方㍍を立体化する計画で、1階にスーパーセンタートライアル、2階に人工芝を用いたグラウンド、多目的スタジオ、カフェ、売店、管理事務所などを建築する予定。
今回の審議の結果、都市公園の下部空間に都市公園法の制度は及ばないことが承認され、トライアルの建設が可能となった。立体都市公園は全国的に少なく、現在は東京と横浜に計3ヵ所が整備されているのみで、西日本では初となる。
公園の立体化計画は、PFIにより㈲ゴトーシステムサービス(別府市)を代表法人としたミネルバスポーツクラブ(別府市)、㈱青木商事(宮崎県)、㈱西商店(別府市)の4社からなる特定目的会社(SPC)ミネルバ㈱が提案した。
国道10号を挟んだ海側の現在花壇が整備されている敷地2499平方㍍と合わせて整備を進める計画で、東側には飲食チェーン「資さんうどん」(北九州市)を招致。周囲には駐車場、花壇などを整備する。市はパークPFI方式の導入により、年間約1400万円の使用料収入を見込んでいる。
市では変更の承認を受け、同社との協定締結、正式決定を6~7月中に進める。整備工事は8月下旬~23年3月までを予定、23年3月下旬のオープンを目指している。
審議会には有識者で構成される委員15人が出席した。
今年1月に公表された春木川パークの整備計画では、民間事業者が公園を整備・管理・運営する「パークPFI方式」を導入することが決まっている。市はほかの施設と公園を一体的に整備できる同制度を活用し、公園の西側(山手側)にある敷地9238平方㍍のうち約6000平方㍍を立体化する計画で、1階にスーパーセンタートライアル、2階に人工芝を用いたグラウンド、多目的スタジオ、カフェ、売店、管理事務所などを建築する予定。
今回の審議の結果、都市公園の下部空間に都市公園法の制度は及ばないことが承認され、トライアルの建設が可能となった。立体都市公園は全国的に少なく、現在は東京と横浜に計3ヵ所が整備されているのみで、西日本では初となる。
公園の立体化計画は、PFIにより㈲ゴトーシステムサービス(別府市)を代表法人としたミネルバスポーツクラブ(別府市)、㈱青木商事(宮崎県)、㈱西商店(別府市)の4社からなる特定目的会社(SPC)ミネルバ㈱が提案した。
国道10号を挟んだ海側の現在花壇が整備されている敷地2499平方㍍と合わせて整備を進める計画で、東側には飲食チェーン「資さんうどん」(北九州市)を招致。周囲には駐車場、花壇などを整備する。市はパークPFI方式の導入により、年間約1400万円の使用料収入を見込んでいる。
市では変更の承認を受け、同社との協定締結、正式決定を6~7月中に進める。整備工事は8月下旬~23年3月までを予定、23年3月下旬のオープンを目指している。