新しい働きのオフィス 由布院サテライトが完成無料
工事・計画大分地区
2022年05月31日
由布市は5月26日、湯布院町川上に建設した「由布院サテライトオフィス」の完成披露会を開いた。関係者など約25人が参加した。市が新型コロナウイルス禍で注目が高まっているテレワークや、ワーケーションなどに活用してもらおうと、昨年末から施設の改修工事を進めていたもの。
改修された施設は、W・S造平屋209・3平方㍍。設計はDABURA・m㈱(別府市、光浦高史代表取締役)、施工は㈱角田建設(由布市、角田裕樹代表取締役)が請け負った。柱などの使える部分はそのまま残し費用を抑え、壁や机などの内装には市産の木材(スギ)や九州産の木材を使用した。個人でも法人でも利用できるよう、大広間と個別スペースの両方を完備し、セキュリティー面から防犯カメラも設置した。工期は2021年12月~22年4月まで、総改修費は4372万5000円。
同施設は、1990年に市直営の健康温泉館「クアージュゆふいん」敷地内に研修・宿泊棟施設として建設された。その後、市観光協会がテナントとして利用していたが、施設の老朽化や利用者の利便性から、由布院駅前に移転。市も施設を改修し、その運営を民間の業者に依頼して企業誘致や観光客の利用など地域活性化につながる有効利用を検討していた。
披露会では、相馬尊重由布市長が「温泉、ビジネス、癒しが融合した、湯布院らしいサテライトオフィスとして活用していきたい」と抱負を語り、光浦代表が「明るく親しみやすい開かれた空間、来訪者と地域がつながる場、イノベーションが起こる町の起点となる場、という3点を軸とした『新しい湯布院ライフスタイル』を提案した。人と人とが情報、アイデア、スペースを交換し合える場として活用され、メイン通りとの回遊も楽しんでもらえる空間になってほしい」とオフィスの将来性に期待した。
施設は今後、㈱NTTデータ(東京)、㈱ケー・シー・エス(福岡支社)、㈱愛宕(神奈川)の共同運営体によって5年間管理・運営される。企業誘致が最大の目標で、初年度は30社の利用を目標にしている。運営開始は6月1日から。すでに7社が年間での利用検討を進めているという。
改修された施設は、W・S造平屋209・3平方㍍。設計はDABURA・m㈱(別府市、光浦高史代表取締役)、施工は㈱角田建設(由布市、角田裕樹代表取締役)が請け負った。柱などの使える部分はそのまま残し費用を抑え、壁や机などの内装には市産の木材(スギ)や九州産の木材を使用した。個人でも法人でも利用できるよう、大広間と個別スペースの両方を完備し、セキュリティー面から防犯カメラも設置した。工期は2021年12月~22年4月まで、総改修費は4372万5000円。
同施設は、1990年に市直営の健康温泉館「クアージュゆふいん」敷地内に研修・宿泊棟施設として建設された。その後、市観光協会がテナントとして利用していたが、施設の老朽化や利用者の利便性から、由布院駅前に移転。市も施設を改修し、その運営を民間の業者に依頼して企業誘致や観光客の利用など地域活性化につながる有効利用を検討していた。
披露会では、相馬尊重由布市長が「温泉、ビジネス、癒しが融合した、湯布院らしいサテライトオフィスとして活用していきたい」と抱負を語り、光浦代表が「明るく親しみやすい開かれた空間、来訪者と地域がつながる場、イノベーションが起こる町の起点となる場、という3点を軸とした『新しい湯布院ライフスタイル』を提案した。人と人とが情報、アイデア、スペースを交換し合える場として活用され、メイン通りとの回遊も楽しんでもらえる空間になってほしい」とオフィスの将来性に期待した。
施設は今後、㈱NTTデータ(東京)、㈱ケー・シー・エス(福岡支社)、㈱愛宕(神奈川)の共同運営体によって5年間管理・運営される。企業誘致が最大の目標で、初年度は30社の利用を目標にしている。運営開始は6月1日から。すでに7社が年間での利用検討を進めているという。