大分建設新聞

ニュース記事

アユの稚魚を放流 日田漁協に支部も協力無料

社会貢献・人材育成久大地区
2022年05月27日
 日田漁業協同組合は20日、アユ漁の解禁日も兼ねて市内高瀬の大山川で、豊漁を願う魚霊祭を行い、アユの稚魚約1000尾を放流した。関係者35人が参加。
 コロナ禍以前には、大建協日田支部も参加していたが、この2年はイベントも簡素化され、支部活動は祭壇への供物の提供にとどまっている。
 祭主の手島勝馬組合長は「この行事は、川魚の育成と美味しく頂くことへの感謝と共に、魚の棲める美しい川を願って行うもの。筑後川(大山川は上流部)は有明海まで続く河川で、上流に住むわれわれが広域的な観点から美しい川の守り手として率先して取り組む。河川の改善のため昨年は大建協日田支部の皆さんとも河川工事を行う上で、協議することができ、感謝している。漁協のみならず広く関係者の理解や協力の下で美しい川になるように願う」と思いを述べた。
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