豪雨に備えて水防訓練 佐伯市の番匠川で無料
行事・講習会・表彰県南地区
2022年05月24日
佐伯市は梅雨入りを前にした22日、番匠川の佐伯大橋上流左岸河川敷の池船スポーツ公園で水防訓練をした。コロナ禍で3年ぶりに開かれた訓練は規模の縮小となったが、市連合水防団、佐伯河川国道事務所、佐伯土木事務所など関係12団体214人が参加し、本番さながらの訓練となった。
業界に関連する風水害の発生時、佐伯河川国道と出動協定を結んでいる番匠川水防協力会(谷川建設工業㈱、小田開発工業㈱、㈱風戸工務店、㈱盛田組、㈱佐々木建設)の建設業者5社と、重機と操作員を提供した協力会社㈱イワモトの12人のほか、国交省を退職したボランティア、大規模災害時に被災地域の、被災情報の迅速な把握や早期復旧活動の支援活動をする団体九州防災エキスパート会(1996年に発足。現在、県内で30人、そのうち佐伯河川国道で10人が活動中)も参加した。
訓練本部長の田中利明市長の訓辞に続き、佐伯河川国道の石橋賢一所長が「近年は雨の降り方が局地的で長期化するなど、これまでにないほど降雨が大型化している。国交省として、社会全体で水防体制を構築するため、番匠川水系流域治水プロジェクトを策定し取り組んでいる。また、国交省職員によるTEC―FORCEやリエゾンなどの体制を強化し、皆さまの防災体制の支援に努めていく。この訓練では日ごろの成果を遺憾なく発揮してほしい」と激励。
訓練は、大型で強い台風18号の接近に伴い、早朝から局地的に猛烈な雨が降り、多いところでは雨量が400㍉に達し、番匠川の水位が氾濫危険水位の5・8㍍を超えるとの想定で、市連合水防団の土嚢積み訓練(月の輪工法)から始まった。番匠川水防協力会の重機を使った「ブロック投入工法」訓練、九州防災エキスパート会の被災地情報通信訓練など7項目の訓練に真剣に取り組んだ。また、佐伯土木はドローンを使った現地調査の支援訓練を行い、佐伯河川国道は豪雨被災時に現地に派遣する排水ポンプ車などを展示した。
業界に関連する風水害の発生時、佐伯河川国道と出動協定を結んでいる番匠川水防協力会(谷川建設工業㈱、小田開発工業㈱、㈱風戸工務店、㈱盛田組、㈱佐々木建設)の建設業者5社と、重機と操作員を提供した協力会社㈱イワモトの12人のほか、国交省を退職したボランティア、大規模災害時に被災地域の、被災情報の迅速な把握や早期復旧活動の支援活動をする団体九州防災エキスパート会(1996年に発足。現在、県内で30人、そのうち佐伯河川国道で10人が活動中)も参加した。
訓練本部長の田中利明市長の訓辞に続き、佐伯河川国道の石橋賢一所長が「近年は雨の降り方が局地的で長期化するなど、これまでにないほど降雨が大型化している。国交省として、社会全体で水防体制を構築するため、番匠川水系流域治水プロジェクトを策定し取り組んでいる。また、国交省職員によるTEC―FORCEやリエゾンなどの体制を強化し、皆さまの防災体制の支援に努めていく。この訓練では日ごろの成果を遺憾なく発揮してほしい」と激励。
訓練は、大型で強い台風18号の接近に伴い、早朝から局地的に猛烈な雨が降り、多いところでは雨量が400㍉に達し、番匠川の水位が氾濫危険水位の5・8㍍を超えるとの想定で、市連合水防団の土嚢積み訓練(月の輪工法)から始まった。番匠川水防協力会の重機を使った「ブロック投入工法」訓練、九州防災エキスパート会の被災地情報通信訓練など7項目の訓練に真剣に取り組んだ。また、佐伯土木はドローンを使った現地調査の支援訓練を行い、佐伯河川国道は豪雨被災時に現地に派遣する排水ポンプ車などを展示した。