九州電力㈱大分支店（和仁寛支店長）は７日、グループ企業や筑後川河川事務所、日田市役所、市民ボランティアなどとともに、日田市の三隈川周辺で「おもてなし清掃活動」を行った。
　同グループは毎年、５月のアユ漁の解禁を記念して開催される「日田川開き観光祭」に先立ち、主会場になる三隈川河畔や亀山公園などで清掃活動を実施している。ここ２年は新型コロナウイルス感染拡大により見送られ、今回は３年ぶり53回目の実施となった。
　筑後川河川、原田啓介日田市長ら市関係者、九電大分支店とグループ・協力企業22団体、イベントに応募した市民ボランティアなど合計１６７人が参加。
　和仁支店長は「１９６６年からこの取り組みを行い、恒例の行事となっている。観光祭が来訪者に気持ち良く楽しんでいただけるように、おもてなしの心で清掃活動に取り組んでほしい」とあいさつ。続いて、原田市長が「経済活動の活性化を印象づけるためにも観光祭はなくてはならないもの。この２年間実施を見送ったが、コロナ対策を万全に行い祭を成功させたい。そのためにも会場の清掃活動は本当にありがたい」と謝意を述べた。
　清掃は、高所作業車や長尺ブラシを使って街路灯92基とカーブミラー９基などの汚れを落とし、そのほか公園周辺のごみ拾いなども行った。
　川開き観光祭は21・22日の２日間行われ、大花火大会では約１万発が打ち上げられる。
　参加した企業・団体は次の通り。
　九州電力㈱大分支店、九州電力送配電㈱、筑後川河川事務所、日田市役所、ひた市民会議、ひた水環境ネットワークセンター、九友会、九州電気保安協会、日田電気工事業協同組合、電気安全サービス、㈱サンムーン電気、㈱伊藤電気、㈲イケダ電気、㈱水明テクノス、㈱ひたでんき、㈲アサヒ電機、九州電工㈱、九州電気サポート㈱、㈱九電工、りらいあコミュニケーションズ㈱、㈱九電ハイテック、九電ビジネスソリューションズ㈱。