大分建設新聞

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サカキ幼木を寄贈 神社庁に140鉢〈大分みどりの会〉無料

行事・講習会・表彰大分地区
2022年05月02日
 日本造園組合連合会県支部、県植木市場仲買組合、大分市緑化推進事業協会、県造園技能士会で組織する「'21大分みどりの会(約100社)」は4月27日、県神社庁を訪れ、神事に使うサカキの幼木140鉢を寄贈した。
 同会は、大分市の植樹祭の手伝い、一般の人への木々の育て方の指導、各地での植樹活動などをしており、今回のサカキ寄贈は初めて行う。県神社庁の支部が県内14ヵ所にあるため、各支部ごとに10鉢ずつ送られ、各神社などで神事に使う大きさまで育てる。
 同会の松田智会長(㈲松田庭園代表)が支部代表の橋本国房宮司(日田市の大原八幡宮)へ目録を、丸井悟会計(丸井植樹園代表)が宮本隆之宮司(大分市の春日神社)へ鉢を贈呈。橋本宮司が「神社にはサカキが必要。サカキを育て県内の緑を増やしていきたい」とお礼を述べた。
 松田会長は「緑を増やす一環として今年から始めた。神社では必ず使うものなので、大事に育ててもらい、緑あふれる神社、大分県になってほしい」と話した。


寄贈した松田会長(中央左)
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